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ビタミンB12

働き

ビタミンB12は通称【赤いビタミン】とも呼ばれています。
なぜ赤いビタミンなのか。
赤と言えば・・・そう、血液です。
ビタミンB12は、正常な赤血球を作るのに必須なアイテムです。

赤血球が作られる工程は、鉄分が原料となり赤血球の合成が開始されます。
そしてそこへビタミンB9(ビタミンM、葉酸)とビタミンB12が合成されたての未熟な赤血球を一人前の赤血球へと成長させます。

なので、ビタミンB12、ビタミンB9のどちらが欠けてしまうと、一人前の赤血球は完成せず悪性の赤血球になってしまいます。
正常な赤血球を作るためになくてはならない存在。これがビタミンB12が赤いビタミンと呼ばれる由来です。


しかしビタミンB12の働きはそれだけではありません。

そこまで表立って話題にされるほど注目はされていませんが、ビタミンB12はメラトニンの分泌に関与しています。
メラトニンという言葉は聞いたことがある人は多くいると思います。

メラトニンってあれでしょ?シミの元になるやつでしょ?

こんなことを聞かれることも多々あるのですが、これは勘違いです。
メラトニンと非常によく似た名に、メラニン色素があります。
シミやそばかすの原因となるのはこのメラニン色素です。
さらに言うと・・・シミそばかすの原因となるメラニン色素を抑制する働きをするのが、メラトニンです。

なのでメラトニンは美白の元とも言えます。

さらにメラトニンは睡眠のリズムをコントロールしている物質でもあります。
人はメラトニンの分泌が多くなると眠くなり、逆に少なくなると目が覚めるようにできています。
なのでメラトニンの分泌がうまくできないと不眠症になってしまいます。

ビタミンB12はメラトニンの分泌を正常にコントロールする働きがあるので、不眠症改善の効果があります。


そしてもう一つ重要な役目が、神経細胞内の核酸の合成を助け、傷ついたたんぱく質などの細胞の修復・再生をする働きがあります。


不足すると

ビタミンB12の欠乏はつまり、正常な赤血球が作られないという自体に陥ります。
正常でない悪性の赤血球は、普通の赤血球に比べて大きく、そして働きの鈍いものです。こういう状態を悪性貧血と呼び、正式名称【巨赤芽球性貧血】という症状を発症します。
これになると体内は酸欠状態となり、疲労やめまい、息切れなどの症状が出始めます。

メラトニンの分泌も悪くなるので不眠症になってしまったり、神経痛や関節痛なども起こるようになります。

ビタミンB12は胃から分泌されるたんぱく質がないと吸収されないので、何らかの理由で胃を切除した方はビタミンB12欠乏症のリスクが高まります。


ビタミンB12はこんな人におすすめ

悪性貧血の症状が出ている方はビタミンB12の不足が考えられます。
しかし、鉄分やビタミンB9の方に問題があるかもしれませんので、ビタミンB12だけでなく鉄分、ビタミンB9も同時に摂取するのが望ましいです。

生活が不規則だったり不眠症で悩んでいる方は、ビタミンB12を摂取することで睡眠問題が改善される可能性があります。


過剰摂取によるリスク

ビタミンB12の過剰摂取による有害作用は現時点で報告されていません。
大量に摂取しても、身体に必要ない分は体外へ排出されます。

一日の摂取目安量

成人男性:2.0〜2.4μg
成人女性:2.0〜2.4μg


食品からビタミンB12を摂取し、吸収する場合。
他のビタミンとは違い、特殊な吸収のされ方をします。
この特殊さのせいで、ご高齢の方や胃を切除したかたはビタミンB12をうまく吸収することができないので、食品からではなく注射などで補給することが重要になってきます。


おすすめ食品(100グラムあたり)

動物性では
しじみ(62.4μg)
あかがい(59.2μg)
すじこ(53.9μg)
牛レバー(52.8μg)

植物性では
味付けのり(58.1μg)
焼き海苔(57.6μg)
あおのり(31.8μg)


ビタミンB12は貝類に豊富に含まれています。